UKのお話し
6月23日、イギリスで大きなイベントがある。EUの離脱の是非を問う国民投票。
こうしたニュースを見ていると、2014年にイギリスで働いていた時のことを思い出す。
2014年、私はイングランド北西部のリヴァプールにいた。クライアント企業の海外子会社に駐在し、グループ全体のグローバルIT運用に従事していた。
その年の6月にはブラジルでW杯が開催されており、社内でtotoのようなギャンブルが開催され、イギリス人の同僚と業務後イングランドの試合をパブで観戦していたことを、昨日のように思い出す。
実はその年、もう一つ大きなイベントがあった。スコットランド独立の是非を問う国民投票である。BBCでも一大トピックとして扱われており、同僚達と義論を交わしたこともあった。(大抵パブでビールを飲みながらなので、グダグダに終わるのだが)
あの当時も、今回も、そしてアメリカ大統領戦を見ていても感じるのだが、海外の大きな選挙というものは祭りだ。ある一種の非日常が顕在化しているように感じる。アンフィールドでリヴァプールの試合が開催された夜の街、あるいは、エヴァートンとのマージーダービー、そんな非日常と同種なものを感じるのだ。それだけ、一般大衆の政治への意識が強いのか、あるいは、単なるお祭り騒ぎなのか、日本で生まれ育った私に彼らの心、思想の根底に何があるのかはわからないが、、、
スコットランドの場合、事前の調査では均衡しているとのことであったが、結果は60-70%ほどで残留だったと記憶している。今回のEU離脱も、均衡しているとのこと。
祭りの後、宴の後はいかに……
サラリーマンとしては、離脱されると非常に困ります……